【高齢者にカタログギフトを贈るのは失礼!?】注意点と選び方のポイントを解説!
- お中元を贈りたいけど、カタログギフトだと失礼なの?
- 目上の方にお金を贈るのはマナー違反って聞いたけど、カタログギフトは大丈夫?
など、高齢者へのプレゼント選びをしているときに、ふと疑問に思ったことはありませんか。
結論から言うと、高齢者にカタログギフトを贈ることは失礼ではありません。
しかし、いくつか気をつけておかないと、相手にガッカリされてしまうことがあります。
今回は高齢者にカタログギフトを贈るときの注意点と選び方のポイントを解説します。
高齢者へのプレゼントとしてカタログギフトを検討している方は、ぜひ一度ご覧ください!
高齢者にカタログギフトを贈っても失礼ではない
高齢者にカタログギフトを贈っても失礼ではない理由は、以下の2つです。
- 現金と違い、金額がわからないから
- 贈り物の定番になっているから
それぞれ解説していきます。
現金と違い、金額がわからないから
お金を包むことが一般的な結婚式やお葬式をのぞき、目上の方に現金を贈るのは失礼にあたります。
なぜなら、基本的に現金は「目下の人に与える」という意味があるからです。金額がダイレクトに伝わってしまうと「お金に困っていると思われたのかな」とネガティブな印象をもたれる可能性があります。
同様に、商品券も「あからさま過ぎる」として嫌がる方も少なくありません。
カタログギフトの場合、金額が相手にわかりません。カタログの中から、相手に好きなものを「選んでいただく」形式なので、上から目線にもならないでしょう。
相手の考え方がわからない場合、現金や商品券は避けたほうが無難です。
贈り物の定番になっているから
近年、カタログギフトは引き出物や香典返しだけでなく、誕生日プレゼントなど幅広い場面で利用されています。
カタログギフトは、1980年代後半より始まった「受け取った人が自分好みの商品を選べる」という、画期的なサービスです。
当初は認知度が低く「カタログギフトを贈ることは失礼だ」と考える人もいましたが
- 「何を贈ったら良いかわからない」という悩みを解消する
- 「自分で品物を選びたい」という期待をかなえる
など、多くのメリットが高く評価され、現在では広く受け入れられています。
カタログギフトはデパートのギフト売り場に必ず置いてあります。私の周りでも、内祝いや香典返しとして利用する人が多いです。
カタログギフトを贈るときの注意点
プレゼントの基本は「相手の方に喜んでいただけるものを贈る」ことです。
カタログギフトは、受け取った方が好きなものを選べるサービスなので、プレゼントの基本を満たしています。
では、なぜ高齢者にカタログギフトを贈ると失礼だと心配になるのでしょうか?
理由として、受け取った方が以下のように感じる可能性があるからです。
- 手抜きに見える
- 欲しいアイテムが見つからない
- プレゼントの存在感がない
手抜きに見える
カタログギフトは、贈る側がアイテムを選ぶ必要がなく、相手にカタログを送付し好きなものを選んでもらうギフトです。
贈る側からしたら、相手の欲しいものがわからない場合でも贈れて、手間もかからない便利なサービスです。
しかし、受け取った方の中には
- 自分のために選んでくれている感じがしない
- 気持ちがこもっていない気がする
と手抜きに感じがしてしまうことがあります。
カタログだけでなく、一緒にメッセージを添えると印象が違います!
欲しいアイテムが見つからない
カタログギフトのメリットは、受け取った人が自分の欲しいものを選べることです。
しかし、高齢者の中には
- どのカタログギフトも中身が似ていて、欲しいものがない
- いろいろなジャンルの商品が掲載されたカタログだと、探すことが大変
など、満足するアイテムが見つからないことや、探すのに手間取ることがあります。
Webサイト上にデジタルカタログがある場合、事前に内容を確認しておくと良いでしょう。
無料でカタログサンプルを送付してくれるところもあります。
さまざまなジャンルの商品が掲載されている総合カタログではなく、旅行やグルメなど内容に特化したカタログだと欲しいアイテムが探しやすいのでオススメです。
プレゼントの存在感がない
カタログギフトは、基本的には冊子1冊だけのプレゼントです。手渡しする場合、かさばらないので持ち運びに困りません。
しかし、見た目のシンプルさから
- コンパクトでプレゼントとして物足りない感じがする
- 豪華さに欠ける
など、存在感の薄いプレゼントになってしまう可能性があります。
無料のラッピングサービスで華やかさを演出しましょう!
失礼だと思われない選び方のポイント
「高齢者にカタログギフトを贈ると失礼だと心配になる理由」をみてきました。
ここでは、失礼だと思われない選び方のポイントを2つ解説します。
相手にあわせたカタログギフトを贈る
カタログギフトを贈るとき、相手の好みに合わせたカタログ選びが重要です。
さまざまなジャンルの商品が掲載されている総合カタログは、贈る相手を選ばないというメリットがあります。
その一方、受け取った方の中には
- 自分のためにきちんとプレゼントを選んでくれていない
- こちらに任せきりで、手抜きをしている気がする
とガッカリされてしまう方がいるからです。
近年のカタログギフトは、価格帯だけでなく、バリエーションが豊富です。旅行ギフトやグルメギフトなど、内容に特化したカタログも増えています。
相手の好みにあわせてカタログを選ぶことで、受け取った方の満足度が高くなります。
ジャンルが決まっていると、商品が選びやすくなります。
メッセージカードやラッピングにこだわる
カタログギフトは冊子1冊で完結するプレゼントだからこそ、見た目が与える印象が大きいです。
カタログの中身はもちろんですが、ラッピングも贈る側の想いを届けるのに大切な要素になります。文字で気持ちを伝えることも重要です。
大手カタログギフトでは
- 写真や文字を自由に入れて作るオリジナルメッセージカード
- 用途に合わせた包装紙やのし
など、無料のサービスが充実しています。
定型文が用意されているので、自分でメッセージを考えるのが大変という人でも簡単にカードが作れます。
まとめ:ポイントをおさえてカタログギフトを贈ろう!
今回は、高齢者にカタログギフトを贈るときの注意点と選び方のポイントを解説しました。
カタログギフトは贈り物の定番になっており、現在は高齢者に贈っても失礼ではありません。
注意点は、手抜きに見えることやプレゼントの存在感がないと感じる場合があることです。
その時は大手のカタログギフトを選びましょう。
なぜなら大手のカタログギフトには
- バリエーションが豊富なので相手にあわせたカタログギフトが見つかる
- 無料のメッセージカードやラッピングサービスがある
という特徴があり、受け取った方に特別感を演出することができるからです。
ポイントをおさえれば、贈る側も受け取る側も、双方にメリットがあるカタログギフト。
ぜひ高齢者へのプレゼントとしてカタログギフトを贈ってみてください!