【旅行券は欠点だらけ?】高齢者にプレゼントするときの注意点と対処法を徹底解説!
- 旅行をプレゼントするなら旅行券を贈ればいいよね…
- 旅行券ってどこで使えるんだろう?
- 旅行券以外で、旅行をプレゼントする方法が知りたい…
旅行券とは、「旅行代金に利用できる商品券」です。
旅行のプレゼントとして定番の商品ですが、実は使ったことがない、使い方がよくわからないという方も少なくありありません。
旅行券の特徴を知らずに高齢者にプレゼントしてしまうと
- 旅行券をもらったけど、使う場所がない…
- 旅行券は使いづらくて、結局使わなかった…
という状況に陥ってしまいます。
そこでこの記事では、高齢者に旅行券をプレゼントするときの注意点と対処方法を解説します。
この記事を読めば、「せっかくプレゼントしたのに使い道がなかった」という事態を防ぐことができます。
高齢者に旅行券をプレゼントしようと考えている方は、ぜひ一度ご覧ください!
旅行券とは?
旅行券は、旅行代理店が発行している商品券です。旅行代理店で販売されているパッケージツアーや宿泊代金の支払いに利用できます。
- JTB
- 近畿日本ツーリスト
- H.I.S
- 日本旅行
発行している会社によって購入方法や利用方法に多少の違いがありますが、共通しているのは「発行した旅行代理店の商品にしか使えない」ことです。
どの会社の商品でも使える「ビール共通券」や「図書カード」と違う点に注意しましょう!
以下では、旅行券の一例としてJTB商品券について解説していきます。
項目 | JTBトラベルギフト | NICE TRIP(ナイストリップ) |
---|---|---|
形態 | カード型 | 紙タイプ |
購入場所 | Web、店舗、FAX | Web、店舗、FAX |
金額 | 1枚あたり3千円~50万円まで 1円単位で金額設定・利用可能 | 1,000円、5,000円、10,000円 1枚から利用可能 |
デザイン | 写真やメッセージが自由に入れられる | 選べない |
利用方法 | Web、店舗、電話 | 店舗、電話 |
対象商品 | ツアー、宿泊代、JR、航空券など ※書籍やJR回数券など一部対象外商品あり | ツアー、宿泊代、JR、航空券など ※書籍やJR回数券など一部対象外商品あり |
おつり | チャージ式のため、残高としてカードの残る | 1千円以上はJTB旅行券 1千円未満は現金でお返し |
有効期限 | 1年、10年(選択可能) | なし |
旅行券をプレゼントするときの注意点
上の項目ではJTB旅行券の特徴を見てきましたが
- 商品券ってどれもこんなものじゃないの?
- 高齢者にプレゼントしても特に問題はなさそうだけど…
と思った方も多いのではないでしょうか?
しかし、旅行券には以下の3つのデメリットがあるため、贈る相手によっては注意が必要になります。
- 使える場所が限定される
- 受け取った方が、すべて自分で行う必要がある
- 金額がわかってしまう
①使える場所が限定される
旅行券は、発行した旅行代理店の商品にしか使えません。
パソコンやスマホが使えない方の場合は、店舗に行くか、電話で申し込みをすることになります。
電話での申し込みの場合も、インターネットが使えないと商品を見つけることがむずかしいので、結局は店舗に行くことになるでしょう。
そのため、家の近くに店舗がない場合は、非常に使いづらくなってしまいます。
直接ホテルや旅館での支払いには利用できません。
②受け取った方が、すべて自分で行う必要がある
旅行券は、旅行代理店の商品の中から自由に旅行プランを立てられるというメリットがあります。
その一方、旅行の場所選びから購入手続きまですべてを自分で行わなければなりません。
旅行になれていない高齢者の場合は、旅行までのハードルが高くなってしまいます。
旅行代金が旅行券以上の金額になってしまうと、受け取った方が追加で負担することになります。
旅行券が余った場合、普段から旅行やテーマパークを利用する人は上手に活用できますが、そうでなければ持て余してしまうでしょう。
③金額がわかってしまう
旅行券には、金額が記載されているのでプレゼントの金額が相手にわかってしまいます。
旅行のプレゼントは、プレゼントの中でも高額になることが多いです。プレゼントの金額がわかってしまうと、相手にお返しの心配や不要な気遣いをさせてしまうことがあります。
一般的に目上の方に商品券を贈ることは失礼とされているため、相手の考え方がわからない場合は避けたほうが無難です。
旅行券以外のおすすめプレゼント方法は「カタログギフト」
- 旅行になれていない方だから、簡単に利用できるものがいいな…
- 近くに店舗もないし、インターネットも使えないはずだし…
という場合は、カタログギフトをプレゼントする方法があります。
カタログギフトには、以下の3つのメリットがあります。
- 自宅から簡単に予約ができる
- 手間がかからない
- 金額が相手にわからない
その他、「高齢者に旅行をプレゼントする方法」については、次の記事で詳しく解説してます。
①自宅から簡単に予約ができる
カタログギフトは、受け取った方がカタログに掲載されている宿泊施設の中から自由に選ぶことができます。
予約はハガキと電話で完結します。パソコンやスマホが使えない高齢者の方でも、店舗まで足を運ぶ必要がありません。
近年カタログギフトは、内祝いや香典返しなど幅広く利用されているため、高齢者の方にも馴染みのある方法です。
②手間がかからない
自分でホテルや旅館を探すには、店舗に行くか、インターネットなどで調べる必要があります。プランや、オプションの有無なども決めなくてはいけません。
カタログギフトには、全国の厳選された宿泊施設が掲載されているので、探す手間がかかりません。プランは決まっているので、わずらわしい手続きもなく安心です。
普段旅行しない高齢者の場合、選択肢が多すぎる旅行券だと迷ってしまうのでカタログギフトだと選びやすいでしょう。
相手に行きたい場所がある場合、デジタルカタログなどで事前に中身をチェックしておくと安心です。
③金額が相手にわからない
カタログギフトは、相手に金額が分かりません。
プレゼントの金額が相手にわかってしまうと、不要な心配や気遣いをさせてしまうことがあるので、金額を知られたくない場合はおすすめです。
カタログギフトだと、旅行券の注意点をすべてカバーできます!
「高齢者にカタログギフトを贈っても大丈夫?」「失礼にならないの?」と思った方は、次の記事をご覧ください。
まとめ:注意点を確認して、ベストな方法で旅行を贈ろう!
今回は、高齢者に旅行券をプレゼントするときの注意点と対処方法を解説しました。
- 使える場所が限定される
- 受け取った方が、すべて自分で手続をする必要がある
という特徴があるので、旅行券は旅行上級者向きのプレゼント方法になります。
もしも、旅行をプレゼントしたい相手の方が
- 旅行になれていない
- 近くに旅行代理店の店舗がない
- パソコンやスマホは苦手
という場合は、カタログギフトをプレゼントする方法がおすすめです。
普段旅行しない高齢者の方でも自分好みの宿泊施設が選べるので、より旅行を楽しめるでしょう。
旅行のプレゼントは、一生の思い出。ぜひ、相手にあったベストな方法を選んで、大切な方に思い出のプレゼントを贈ってみてください!